<用意するもの>
そば米、十六穀米、黒米に加えて、セロリ、ピーマン、玉ネギ、ニンジン、ソーセージ、赤唐辛子、粉末コンソメ、塩、コショウ、缶詰水煮トマト
<作り方>
(1) 玄米、そば米、十六穀米、黒米 合計1合をザルにとって、ボウルの中で1回だけ水洗いします。その後水に30分間浸して室温放置します。
(2) 米のはいったザルをボウルから取り出して、米を土鍋に移します。一方、ボウルに残った米汁を捨てずに、保管しておきます。
(3) ソーセージ、ニンジン、玉ネギを細かく切って、とっておいた米汁に入れて、粉末コンソメを溶かせます(味は薄めに)それを土鍋に移して、米と一緒に混ぜます。
(4) 土鍋をガスレンジにおいて加熱します。始めチョロチョロ(10分)、中パッパ(5分)、赤児が泣いても蓋とるな! (余熱で20分)
(5) 米を炊いている間に、野菜を炒めます。フライパンにサラダ油を入れて、細切りした赤唐辛子、ニンニク、ニンジンを入れて加熱し始めます。その後玉ネギ、セロリを入れて、塩とコショウで下味をつけます。そして昆布ツユを約50 mL加え、缶詰水煮トマト(半缶)を入れて、良く掻き混ぜます。十分に熱が通ったら、細切りした赤パプリカと緑のピーマンを加えます。
(6) 炒めた野菜を、土鍋のご飯の上にかけて、良く掻き混ぜます。お好みに合わせて、タバスコを振って、食べると良いでしょう。
<考察>
キュウリが1本残っていたので、ギリシア風 Tzatzikiも作って、ケイジャン風ジャンバラヤと一緒に食べました。セロリを一杯ジャンバラヤに加えたので、味がとても引き立ちました。
ケイジャン料理とは、基本的に地元で手に入る食材を生かした、素朴でシンプルな庶民の料理です。タマネギ、セロリ、ピーマン(合わせて「聖なる三位一体」(Holy Trinity)と呼ばれる)を炒めたものを料理のベースとすることが多く、これはフランス料理のミルポワ (Mirepoix)と関係があります。米国ルイジアナ州に移住したフランス系カナダ人とその子孫がケイジャンです。