<用意するもの>
鶏ムネ肉、小麦粉、パン粉、バター、サラダ油、塩、コショウなど
<作り方>
(1) ムネ肉の皮を取り除きます。(捨てずに冷凍保存!別の料理に使います)
(2) そして肉をそぎ切りして、ムネ肉の厚さを半分にします。面積が2倍になって、見た目、ボリューム感がでます。
(3) 肉を包丁の背で叩いて、さらに平たくして、塩とコショウで下味をつけます。そして肉に小麦粉をつけます。
(4) 溶き卵を用意して、そこに胸肉を浸します。その後すぐ肉にパン粉をたっぷりまぶします。
(5) フライパンにサラダオイル(オリーブ油もOK)を入れ、弱火にしてバターを加えて溶かします。
(6) フライパンの加熱を強めて、パン粉をまぶしたムネ肉を入れ片面を焼きます(約5~10分)。
(7) きつね色に焼けたならば、裏返して両面とも焼きます(約5~10分)。
(8) キッチンペーパーの上に焼けた肉を置いて、余分の油を取り除きます。
(9) 肉を皿にとって、刻みキャベツとマリネと共に。
<考察>
オーストリア・ウイーンの代表的肉料理ヴィーナー・シュニッツェル Wiener Schnitzelは、北イタリアを起源として、15-16世紀ごろにウィーンに伝わったとされています。一般的には「子牛のカツレツ」のことをさしますが、実際には牛肉以外に、豚肉でも鶏肉でも良いのです。イスラエルでは鶏や七面鳥の胸肉で調理します(豚肉は御法度)。日本語の「カツレツ」という名前は、子牛coteletteに由来します。