<用意するもの>
エリンギ、マイタケ、ブナシメジ、ニンジン、牛挽き肉、卵、昆布つゆ、三温糖、赤唐辛子等です
<作り方>
(1) エリンギ、マイタケ、ブナシメジ、ニンジンを適当な大きさに切ります。そして、まずニンジンと牛挽肉をサラダ油で炒めます。熱が十分に通ったら、エリンギ、マイタケ、ブナシメジを加えてさらに炒めます。
(2) キノコ類に熱が通ったら、赤唐辛子3本を細かく切って加えます。そして三温糖を溶解した昆布ツユを加えます。
(3) 加熱を続けて、水分を飛ばします。そして、最後にゴマ油を少し垂らして、よく掻き混ぜます。
(4) 卵2個を溶いて、加熱したフライパンに入れて、薄焼き卵を作ります。そして加熱を止めて、細かくスクランブルします。
(5) 洗ったハランを弁当箱の底に敷いて、その上にご飯をのせます。
(6) ご飯の上に、キノコの佃煮とスクランブルエッグをのせます。そして、その上に梅干しをのせて、ギザギザに切ったハランの葉をトッピングします。
<考察>
ハランも、そして欧米で使うハーブ類も、実は細菌繁殖の防止でも一助になっています。冷蔵庫のなかった昔、世界では如何に食べ物の腐敗(細菌の繁殖)を防ぐのか?ということに人々は試行錯誤を重ねたのです。傷ついた植物は、自らを守るためにアルカロイドを生産し分泌して、細菌の増殖と戦ったのです。昔の人達が笹の葉で寿司を包んだり、竹の皮でおむすびを包むのも、同様に防腐対策の知恵です。現代の私たちは、昔の人達の生み出した「生活の知恵」を学ばなくてはなりません。