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<用意するもの>

牛肉肩ロース、玉ネギ、ニンジン、ニンニク、粉グラシュ、ビール

 

<作り方>

(1) 牛肉肩ロース(500 g アメリカ産でもオーストラリア産でも安いもの!)をサイコロ状に切ります。それをビールに室温で30分間浸します。ビール中に含まれるビール酵母の酵素が肩肉の堅い繊維を程よく分解するので、肉が顕著に柔らかくなります。

(2) 肉をビールに浸している間に玉ネギ1個、ニンジン1本、ニンニク3カケラを細かく切って500 mLの水に入れます。それらを鍋で煮ます。

(3) 肉をビールの汁ごと、同じ鍋に入れて、さらにリンゴ1個を摩り下ろして一緒に煮ます(弱火で約1時間)

(4) Gulaschの粉1袋すべてを鍋に入れて、良く掻き混ぜます。弱火で1時間加熱します。味をマイルドにするために牛乳50~100 mLを加え、焦げ付かないように鍋の中を掻き混ぜます。

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<考察>%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9174

グラシュは加熱を繰り返すことによって、味がだんだん良くなります。温かいご飯やパスタにかけても美味しいです。

ハンガリー風グラシュの歴史: 放牧や農作業をしていたハンガリーの人々が、わざわざ時間をかけて自宅で昼食をとる手間を省くため、外へ釜を作り大鍋で昼食用に作られた釜煮グラシュ(ハンガリー語: bogrács gulyás、ドイツ語: Kesselgulasch)が起源です。現在でもハンガリー農村部ではこの伝統的なスタイルのグラシュ(ハンガリーではグヤーシュと発音)を料理して食べています。モンゴル料理のひとつである「グリヤシ」は、グラシュがモンゴル風になったもの。13世紀、モンゴル軍はハンガリーにまで遠征していたので、ハンガリー風グラシュがモンゴルに伝わったのでしょう。

 




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